大須賀英郎(元運輸安全委員会事務局長)のプロフィールと経歴

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大須賀英郎のニュース

 

NHKクローズアップ現代 公式 (@nhk_kurogen) / Posts / X出典:X.com

 

元運輸安全委員会事務局長の大須賀英郎(おおすが ひでお)さんが、

2026年8月26日放送のNHK総合「クローズアップ現代」に出演します。

今回のテーマは「なぜ真相は埋もれたのか~日航機墜落41年の新証言~」。

520人が犠牲となった日航123便墜落事故から41年。

番組では、事故調査と警察の捜査が交錯した舞台裏を当事者の新証言から検証し、

事故原因の究明と責任追及をめぐる問題に迫ります。

大須賀さんは運輸安全委員会の元事務局長で、退官後も事故調査制度を研究してきた人物。

ノンフィクション作家の吉岡忍さんとともに、事故調査のあり方を考えます。

 

 

大須賀英郎のプロフィール

 

交通機関の安全巡り講演 群馬・上野村でシンポ》事故の被災者が ...出典:上毛新聞社

 

名前:大須賀 英郎(おおすが ひでお)

生年月日:1954年10月17日(71歳)

出身地:非公表

最終学歴:関西大学大学院社会安全学研究科博士課程後期課程修了

職業:日本海事センター参与、関西大学社会安全学部客員教授

 

 

大須賀英郎の経歴

 

JMC&IOPC Funds共催セミナー 海洋環境保護等への国際油濁補償 ...出典:日本海事センター

 

東京大学卒業後に運輸省へ

大須賀英郎さんは1954年10月17日生まれ。

1978年に東京大学経済学部を卒業し、同年4月に運輸省へ入省しました。

運輸省では港湾局や船員部をはじめ、海上保安庁、内閣官房、鉄道局、総合政策局など幅広い部門を経験。国際油濁補償基金事務局にも勤務し、国内の運輸行政だけでなく国際的な海事分野にも携わりました。

1993年から1997年までは、国際油濁補償基金(IOPCF)の法務審議官を務めています。

高等海難審判庁で事故に向き合う

2005年4月、大須賀さんは高等海難審判庁首席審判官に就任しました。

海難審判は、船舶事故の原因を明らかにするとともに、海技士などの懲戒を行う制度です。

大須賀さんは後に、この原因究明と懲戒が同じ制度の中に存在していたことに着目。事故の再発防止を目的とする調査はどうあるべきかという問題を、研究者となってからも追究することになります。

2008年には制度が大きく変わり、航空・鉄道・船舶事故の原因究明を担う運輸安全委員会が発足しました。

運輸安全委員会事務局長へ

運輸安全委員会が発足した2008年10月、大須賀さんは同委員会事務局審議官に就任。翌2009年7月には事務局長となりました。

事務局長在任中の2011年、運輸安全委員会は日航123便墜落事故の事故調査報告書について、遺族向けの解説書を公表しています。

その冒頭には、当時の事務局長だった大須賀さんの名前があります。

解説書は、1987年に公表された事故調査報告書について、専門知識がなくても理解しやすいよう説明を加えたもの。事故原因だけでなく、捜索救難や機体残骸の海底調査などについても補足されました。

大須賀さんと日航123便事故との接点として、今回の記事では重要な経歴です。

国土交通省退官後も運輸分野へ

2012年9月には国土交通省大臣官房危機管理・運輸安全政策審議官に就任しました。

翌2013年に国土交通省を退官し、日本海事センター常務理事へ。2015年からは東京地下鉄の常務取締役を務めています。

その後は航空保安協会にも勤務しました。

運輸省への入省から退官後まで、海運、鉄道、航空などさまざまな交通分野に関わった経歴を持っています。

65歳で博士号を取得

行政官としての仕事を終えた後、大須賀さんが改めて取り組んだのが事故調査制度の研究でした。

関西大学大学院社会安全学研究科博士課程後期課程へ進み、2020年3月に修了。65歳で博士(学術)の学位を取得しました。

研究テーマとなったのは、日本の船舶事故調査制度です。

日本の海難審判制度と海外の事故調査制度を比較しながら、事故の原因究明と責任追及、再発防止のあり方などを研究しました。

現在も関西大学社会安全学部客員教授を務め、事故調査制度について講演を行っています。2025年6月の講演では、懲戒と原因調査が併存してきた日本の制度を振り返り、欧米との違いや事故調査の根本的な問題を取り上げました。

『船舶事故調査』を出版

2023年7月には、研究成果をまとめた『船舶事故調査―タイタニック、洞爺丸から運輸安全委員会まで―』をミネルヴァ書房から出版しました。

同書では19世紀の欧米における船舶事故調査制度から、タイタニック号や洞爺丸などの事故、日本の海難審判制度、2008年の運輸安全委員会発足までをたどっています。

2024年度には同書によって公益事業学会賞を受賞。日本の船舶事故調査制度を歴史的、国際的な視点から分析した点などが評価されました。

現在は日本海事センター参与のほか、国際油濁補償基金監査委員会副委員長も務めています。

また、長年にわたり国土交通行政に携わった経歴を持ち、瑞宝中綬章を受章しました。

 

 

大須賀英郎のXの反応

 

まとめ

 

大須賀英郎さんは、運輸行政と事故調査に長く携わってきた人物です。

1978年に東京大学経済学部を卒業して運輸省へ入省。

海上保安庁や高等海難審判庁などを経て、2009年に運輸安全委員会事務局長となりました。

2011年には事務局長として、

日航123便墜落事故の事故調査報告書を遺族向けに説明する解説書の公表にも携わっています。

2013年の国土交通省退官後は関西大学大学院で事故調査制度を研究し、

2020年に博士(学術)を取得。2023年には『船舶事故調査』を出版し、

現在も事故調査のあり方を研究しています。

本日の「クローズアップ現代」では、

日航123便墜落事故から41年を経て明らかになった新証言をもとに、

真相究明と責任追及をめぐる問題を検証。

事故調査の実務と研究の双方を経験してきた大須賀さんが出演します。

 

 

出典

 

NHK「クローズアップ現代」2026年8月26日放送情報

運輸安全委員会

「日本航空株式会社所属ボーイング式747SR-100型JA8119に関する航空事故報告書の解説」

2011年7月

関西大学社会安全学部「船舶事故調査史から見る事故調査の根本問題」2025年6月

東京地下鉄「有価証券報告書」

公益事業学会「2024年度 公益事業学会賞」

HMV&BOOKS online

『船舶事故調査―タイタニック、洞爺丸から運輸安全委員会まで―』著者プロフィール

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