大西規夫(元海外協力隊員第1号)のプロフィールと経歴についても!

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大西規夫のニュース

 

ガイアの夜明け 8月25日 リアルタイム配信 ガイアの夜明け【超円 ...出典:TVer

 

本日の『ガイアの夜明け』では、青年海外協力隊の草創期にラオスへ派遣され、

隊員第1号として活動した大西規夫さんが取り上げられます。

ラオスへの初派遣から60年となる節目に合わせ、

2025年10月、大西さんは58年ぶりに現地を再訪しました。

また、愛子さまが青年海外協力隊ゆかりのラオスを公式訪問されることがニュースとなり、

大西さんは「両国関係がさらに発展するように」と期待を語っています。

番組では、大西さんの当時の活動、現地での交流、そして再訪の様子が紹介される予定です。

 

 

大西規夫のプロフィール

 

日本初の青年海外協力隊員 秩父別出身の大西さん 60年前まいた種 ...出典:毎日新聞

 

名前:大西 規夫(おおにし のりお)

年齢:84歳

出身地:北海道秩父別町

最終学歴:高等学校卒業

職業:元海外協力隊員第1号(農業指導)

 

 

大西規夫の経歴

 

隊員番号No.1大西規夫さん(首都ビエンチャン/稲作/1965年派遣 ...
出典:JICA

 

協力隊創設期に「隊員第1号」としてラオスへ派遣

大西規夫さんは1965年、青年海外協力隊がスタートした最初期の派遣メンバー5名のうちの1人として、ラオスへ渡られました。現在の海外協力隊制度のように、研修マニュアルや安全管理体制が整っていない黎明期であり、「現地で学びながら形を作る」まさに開拓者としての役割を担っていました。
北海道秩父別町の農家に生まれ育った大西さんは、農業経験を生かしてラオス「サラカム稲作試験場」で日本式稲作の技術指導を行うことになります。

「何もない」環境からの技術指導──データも道具もゼロからの挑戦

大西さんが派遣された試験場には、
・稲作試験のデータがない
・農具も整っていない
・水利も不安定
・気候条件も日本と大きく異なる
という、まさに“ゼロから始める”環境が広がっていました。

現地では直接種をまく伝統的な稲作が主流でしたが、大西さんは日本式の苗を育てて植える栽培方法を広めるため、村人と共に田に入り、一つひとつ苗を植えて見せるという地道な指導を続けました。
試験用のトラクターや鎌をそろえた2年目には、水田の管理方法や苗床の作り方など、技術指導が本格化していきます。

現地の人々との交流と言語習得──信頼関係が生んだ成果

大西さんは、現地の農家と共に作業する中で、
・果物を分けてもらう
・食事を共にする
・家族行事に招かれる
など、人間的な交流を深めていきました。

その過程でラオス語も習得し、指導が次第にスムーズに進むようになりました。大西さんが現地の文化を尊重し、誠実に向き合い続けた姿勢は、農家の人々の心を大きく支えたといわれています。

戦火のラオス──命の危険と隣り合わせの活動

派遣当時のラオスはベトナム戦争の影響を強く受けており、安全とは言えない状況でした。
大西さんは後に「家に戻るとベッドが焦げ、爆弾の破片が付いていた」と振り返っています。
それでも活動を続け、約2年間の任期を無事に終えたことは、海外協力隊史の中でも象徴的な出来事です。

技術が根づき、半世紀後に実った稲穂

2025年10月、大西さんは派遣60周年式典のため、58年ぶりにラオスを再訪されました。かつて自らが指導した地域の水田では、立派に実った稲穂が風に揺れており、大西さんは「日本の風景と同じで感激した」と語っています。
当時は何もない環境から始まった挑戦でしたが、大西さんが伝えた技術は現地に根づき、世代を超えて受け継がれていたことが証明された瞬間でした。

皇室との関わり──初代隊員としての歴史的役割

大西さんは、派遣前・帰国後に上皇ご夫妻(当時は皇太子ご夫妻)と面会した経験があります。皇室は青年海外協力隊との交流を深めてきた歴史があり、現在は秋篠宮ご夫妻が出発前の隊員を激励し、両陛下が帰国後の報告を受けています。

2025年11月、愛子さまが青年海外協力隊ゆかりのラオスを初の外国公式訪問先として選ばれたことも話題に。
大西さんは「ボランティアの現場を肌で感じていただける良い機会です」と期待を寄せています。

 

 

大西規夫のXの反応

 

阿部 貴弘

@takahiroabe

隊員番号No.1大西規夫さん(首都ビエンチャン/稲作/1965年派遣) ~ラオスJICA海外協力派遣60周年メッセージVol2~ | 海外での取り組み – JICA
内山貴之
@takayu_uchi
明日ガイア夜明けは「感謝されるニッポン貢献とは」。JICA海外協力隊が特集されます!是非ご覧ください
引用
ガイアの夜明け 番組公式X(ツイッター)
@gaia_no_yoake
12日(金)夜10時は「感謝されるニッポンの貢献」をお送りします。海外協力隊は発足から60年。初の派遣先となったのは先日、愛子さまが公式訪問された東南アジアのラオス。隊員の一人稲作を指導した大西さん(83歳)が58年ぶりに現地へ。何とコメの収穫量は10倍になっていました。是非ご覧下さい!!
【公式】青年海外協力隊事務局
@jocvjimukyoku
テレビ東京「ガイア夜明け」(

)でJICA海外協力隊特集! 今年60周年を迎える海外協力隊が特集されています 幅広い年齢方が活躍するJICA海外協力隊 協力隊を通して見える「感謝される日本貢献」とは? ぜひご覧ください 12/12(金)夜10時~ tv-tokyo.co.jp/gaia/ #jocv60th

 

 

大西規夫のまとめ

 

大西規夫さんは青年海外協力隊の“隊員第1号”としてラオスに派遣され、

日本式稲作の指導を通じて現地農業に大きな影響を与えた先駆者です。

何もない環境でゼロから技術指導を行い、戦火にさらされながらも任務を完遂しました。

58年ぶりの再訪では、現地の水田に実る稲穂を見て深く感動したと語っています。

今回『ガイアの夜明け』では、その半世紀以上にわたる足跡と、

現地に残された“協力の成果”が丁寧に描かれます。

 

 

出典

 

・時事通信(2025年11月17日記事)

・ガイアの夜明け 番組情報

・JICA公式情報

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