鴨川仁(静岡県立大学特任教授)のプロフィールと経歴のまとめ

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鴨川仁のニュース

 

サイエンスZERO - NHK出展:NHK

 

2025年8月—NHK Eテレ「サイエンスZERO」に、

静岡県立大学グローバル地域センター特任教授・鴨川仁先生がゲスト出演されました。

番組テーマは「雲をとらえろ!最新科学に挑む富士山頂の“研究所”」。

鴨川先生が関わる富士山頂での研究所では、大気中の雲を舞台に数十もの研究プロジェクトが

進行中で、富士山の雲から初めてマイクロプラスチックが見つかった

世界を驚かせた成果も紹介されました。

 

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鴨川仁のプロフィール

 

静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学出展:静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学

 

名前:鴨川 仁(かもがわ まさし)

出生:1971年10月(53歳前後)

出身地:情報非公開

最終学歴:早稲田大学大学院博士後期課程 修了(博士〈理学〉/2000年)

現職:

静岡県立大学グローバル地域センター 自然災害研究部門 特任教授(2023年より)

認定NPO法人「富士山測候所を活用する会」専務理事・事務局長

NPO法人「大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)」理事

環境関連セミナー・調査研究成果の発信〖大気環境総合センター〗

 

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鴨川仁の経歴

 

PRELUDE على X: "先日東海テレビさんに、私たちの開発している ...出展:X

 

学生時代と研究の出発点

鴨川仁先生は1971年生まれ。早稲田大学で物理学を専攻し、2000年に博士(理学)を取得しました。学生時代から、地球大気や電磁気現象に関心を持ち、特に「地震や雷といった自然現象と電磁現象の関係」に注目して研究を進めていました。博士号取得後は早稲田大学理工学部の助手を務め、教育者・研究者としてのキャリアをスタートさせています。

東京学芸大学での教育・研究活動

2002年からは東京学芸大学教育学部に着任。助手・助教・准教授として約16年間にわたり教鞭を執り、自然科学教育の現場に深く関わりました。この時期には、物理学の基礎教育と並行して、自然災害の科学的理解を社会に広げる取り組みにも積極的に関わっています。
また、2000年代からは国内外の研究者と連携し、**地震に先行する電磁的な異常現象(地震電磁気)**の解明を目指す共同研究を推進しました。

富士山測候所での研究と国際的成果

2007年以降、鴨川先生のキャリアで大きな転機となったのが、富士山測候所での研究活動です。気象庁が観測を終了した後、民間のNPO法人「富士山測候所を活用する会」に加わり、現在は専務理事・事務局長として、施設の維持と研究推進に尽力。
ここでは、

  • 富士山頂における雷放電の観測

  • 大気中のマイクロプラスチックの検出

  • 高所大気での温室効果ガスやエアロゾルの測定

といった最先端研究を主導。特に「富士山の雲からマイクロプラスチックが見つかった」という成果は国内外のメディアに大きく取り上げられ、環境問題への新たな視点を提供しました。

静岡県立大学での活動

2019年に静岡県立大学グローバル地域センターに移籍し、特任准教授を経て2023年より特任教授に就任。現在は「自然災害研究部門」を担当し、雷や地震など自然現象の予測研究、地域防災教育、地球規模の環境問題に取り組んでいます。
また、静岡という土地柄から富士山・南海トラフ地震といった災害リスクへの社会的関心が高く、地域と連携した研究や市民講座、テレビ・ラジオ出演を通じて防災意識の普及にも尽力しています。

学会・国際活動と受賞歴

  • 学会活動:日本物理学会、日本気象学会、日本大気電気学会などで活発に活動。

  • 国際連携:宇宙天気や地球電磁気に関連する研究で海外研究者と共同研究。

  • 受賞歴:2018年には日本大気電気学会 学術研究賞を受賞。これは長年にわたる大気電気学分野での顕著な業績が評価されたものです。

社会的役割と発信活動

鴨川先生は、研究者としての業績だけでなく、社会への発信力にも定評があります。

  • NPO法人「大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)」理事として、小型衛星開発や宇宙教育にも関与。

  • メディア出演や講演活動を通じて、「科学を社会に還元する」姿勢を貫いています。

  • 特にNHK「サイエンスZERO」など科学番組への出演は、一般の人にとって自然現象や環境問題を理解する入口となっています。

 

 

 

 

鴨川仁のXの反応

 

 

 

鴨川仁のまとめ

 

鴨川仁先生は、国の最先端研究と教育に長年携わってきた物理学者であり、

現在は富士山頂という特殊な研究フィールドを守り、活かす活動の最前線にいる研究者です。

その取り組みは、科学のロマンとともに、気候変動・災害予防・環境観測といった

私たちの暮らしに直結する重要テーマを担っています。

今回の「サイエンスZERO」での出演は、雲や雷、マイクロプラスチックなど

多岐にわたる研究成果がまとまった形で紹介される貴重な機会となりました。

今後も鴨川先生がどんな研究成果を発信され、科学のロマンをどう社会とつなげていくのか。

その動向から目が離せません。

 

 

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