6月22日の「美の壺」に西岡文夫さんが出演!
西岡文夫さんってどんな人なのか気になり調べてみました。甲冑師
今回は、『西岡文夫(甲冑「かっちゅう」師)のプロフィールは?学歴や経歴についても!』
というタイトルで、西岡文夫さんについてお伝えしたいと思います。
どうぞ最後までごゆっくりお読みください。
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西岡文夫(甲冑「かっちゅう」師)のニュース

美の壺 選「いざ鎌倉 武士たちの美意識」
大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」でも注目された鎌倉時代。
厳島神社の鎧(よろい)、義経・弁慶・北条政子らが奉納したとされる
薙刀(なぎなた)や手箱などから美意識に迫る!
6月22日 日曜 23:00 -23:30 NHKEテレ1東京
世界遺産・厳島神社の貴重な大鎧(おおよろい)。
雅でかわいらしい桜模様発見!
▽甲冑(かっちゅう)師が語る、貴族文化に憧れた武士の鎧(よろい)ファッションとは?
▽義経・弁慶・巴御前が奉納したとされる薙刀(なぎなた)
▽鎌倉時代から伝わる秘伝の薙刀(なぎなた)術
▽北条政子奉納と伝わる豪華な手箱を特別公開!人間国宝が手箱の技術を読み解く!
▽草刈正雄邸には、刀剣の化身・三日月宗近!<File562>
出演者
【出演】草刈正雄,鈴木拡樹,重要無形文化財「蒔絵」保持者/人間国宝…室瀬和美,
直元流大長刀術宗家…矢吹裕二,甲冑(かっちゅう)師…西岡文夫,
【語り】木村多江
引用:「美の壺」の番組案内から
西岡文夫(甲冑「かっちゅう」師)のプロフィール

出展:刀剣ワールド
名前:西岡 文夫(にしおか ふみお)
生年/年齢:1953年生まれ(72歳)
出身地:佐賀県伊万里市
最終学歴:高校卒業後に上京、デザイン専門学校でグラフィックデザインを学ぶ
前職:広告プロダクションのグラフィックデザイナー(~25歳)
現職:甲冑師/西岡甲房 主宰(横浜市)
所属・役職:公益社団法人日本甲冑武具研究保存会 副会長、選定保存技術「甲冑修理」保持者、文化財保存修復学会会員
主な受賞歴:文化庁長官表彰(伝統技術保存功労)ほか
代表作:国宝「赤糸威鎧」(御嶽神社)復原模造、国宝「小桜韋威鎧」(菅田天神社)復原模造など多数
今夜〈6月22日 23:00~23:30 Eテレ〉のNHK『美の壺 File 562 いざ鎌倉 武士たちの美意識』が
再放送され、甲冑師 西岡文夫さんがスタジオに登場します。
番組では、厳島神社に伝わる国宝大鎧や、義経・北条政子ゆかりの武具に込められた美意識を
紐解き、西岡さんが“鎧の色合わせ”“威(おど)し紐”のデザインから読み取る武士の美学を実演。
放送告知と同時に〈#美の壺〉〈#甲冑〉がトレンド入りし、
「職人の解説が深い」「鎌倉武士のファッション誌みたい」とSNSが盛り上がっています。
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西岡文夫(甲冑「かっちゅう」師)の経歴

出展:nippon.com
グラフィックデザイナーから甲冑師へ
1953年、焼き物の町・伊万里で生まれた西岡さんは、東京のデザイン専門学校を卒業後、広告プロダクションでグラフィックデザイナーとして働いていました。しかし日本の美術館で見た南北朝期の大鎧に衝撃を受け、「本物を作りたい」と25歳で退職。甲冑師・森田朝二郎氏に弟子入りし、金工・漆芸・染織・組紐を一から学びます。
西岡甲房の設立と国宝級プロジェクト
1986年、横浜市鶴見に〈西岡甲房〉を開設。以来40年近くにわたり、国宝・重文クラスの鎧兜の復元や修復に従事。代表例として— – **御嶽神社「赤糸威鎧」**(国宝)の復原模造(1996) – **山梨・菅田天神社「小桜韋威鎧」**(国宝)の復原模造(2005) – **佐賀城本丸歴史館「鍋島勝茂具足」**の模造(2015) いずれも原品を科学分析し、当時と同じ顔料・糸・革を再現する“実証的復元”で高い評価を得ています。
選定保存技術「甲冑修理」保持者として
文化財保存の第一線でも活躍。漆層の剥離チェックに蛍光X線分析を導入し、失われた金具や威紐を“時代観”に合わせて補作する手法を確立。講演やワークショップで後進を指導し、若手甲冑師を多数育成しています。
メディア出演と国際交流
NHK『歴史秘話ヒストリア』『チコちゃんに叱られる!』などメディア出演は20本超。2019年にはロシア国立ボリショイ劇場の舞台装飾用鎧を監修し、プーチン大統領前での甲冑着初め式にも立ち会いました。さらにアメリカ・メトロポリタン美術館修復部門で講義を行うなど、技術と美意識を世界に発信しています。
最新プロジェクト
2024年からは久能山東照宮・静岡浅間神社・三嶋大社の重要文化財甲冑と付属組紐の模造を同時進行。「武具だけでなく、組紐や染色まで含めた総合技術で後世に残す」がモットーです。
西岡文夫(甲冑「かっちゅう」師)のXの反応
【東京月例研究会「甲冑の組紐」のご報告】
6月15日(日)、当会副会長で甲冑師の西岡文夫氏より甲冑の組紐についてご講演頂きました。組紐に関する講演は約60年前に月例研究会が始まって以来初めてで、画像や実物資料をもとに詳しく解説頂きました。https://t.co/qW0A1U4gwY pic.twitter.com/liHWoLeSh8— 公益社団法人 日本甲冑武具研究保存会 (@Japanese_Armor) June 20, 2025
【東京月例研究会「甲冑の組紐」のお知らせ】
【日時】6月15日(日)14:00~17:30
【会場】水稲荷マンション 1階 参集室(下記URL先のPDF地図を参照下さい)
【内容】「甲冑の組紐」
【講師】西岡 文夫 氏(当会副会長・甲冑師)https://t.co/gq9cRqQH6M pic.twitter.com/Wx7JIEtFe0— 公益社団法人 日本甲冑武具研究保存会 (@Japanese_Armor) May 20, 2025
横浜市歴史博物館で開催中の特別展とミニ展示を見学。甲冑師・西岡文夫さんの解説を拝聴してきた。
小札や染色した革などを見たり触ったりもできて資料〜〜〜!!となっていたので、お写真は控えめ pic.twitter.com/DxEqeMGMw6— みっちょん足袋ーず (@micchoooin) May 17, 2025
\\本日5月17日は「南区民デー」//
南区民の方は本日の観覧が無料です。
お住まいのわかる証明書等を受付でご提示ください。~5/17の催し物~
11:30、13:30~ 甲冑師・西岡文夫氏による解説
14:00~ ギャラリートーク(出陳の仏像を解説します)ご来館をお待ちしております。#横浜歴博 pic.twitter.com/ACpnm6TwGt
— 横浜市歴史博物館 (@yokorekihaku) May 17, 2025
サムライ好き、甲冑好きの皆さま!重ねてお知らせです。今週末5/3(土祝)の14時半から、横浜市歴史博物館・講堂で、甲冑師・西岡文夫氏の講演会を開催します!現存する甲冑の調査、素材、製作技術の復元など、さまざまな角度から甲冑を堪能できますよ!ぜひご参加ください! #サムライ #甲冑 #武士 pic.twitter.com/8R9P9aaklO
— 横浜市歴史博物館 (@yokorekihaku) May 1, 2025
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西岡文夫(甲冑「かっちゅう」師)のまとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、『西岡文夫(甲冑「かっちゅう」師)のプロフィールは?学歴や経歴についても!』
というタイトルで、西岡文夫さんについてお伝えしました。
西岡文夫さんは、グラフィックデザインの感性と実証的な研究手法を武器に、
国宝クラスの甲冑を現代に甦らせてきた第一人者です。
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約40年で100点超の文化財プロジェクト
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選定保存技術「甲冑修理」保持者として後進を育成
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メディアや海外講演で日本甲冑の美を発信
今夜の『美の壺』では、その制作哲学と武士の美意識が凝縮された30分。
鎧の色・紐・形に宿るストーリーを知れば、日本美術の見え方が一段深まるはずです。
放送後は再放送やNHKプラスもチェックして、令和の匠が語る鎌倉武士の“装いのロマン”を
ぜひ体感してみてください。
今回も最後までお読みいただき有難うございました。