正妻お千代が亡くなりあと5回を残すのみとなる大河ドラマ。
「青天を衝け」は佳境に入り実に”おかしれえ”ですね~。
今回は、『渋沢栄一と岩崎弥太郎の「青天を衝け」で描かれない二人の相違点は?』
と言うタイトルで、対立する二人の人生の”違い”についてお伝えしたいと思います。
どうぞ最後までごゆっくりお読みください。
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Table of Contents
渋沢栄一のプロフィール
名前:渋沢 栄一(しぶさわ えいいち)
生誕:天保11年2月13日(1840年3月16日)
死没:昭和6年(1931)11月11日
享年:91歳
出身地:武蔵国榛沢郡血洗島村
所属地位:幕臣出身実業家
主な功績:日本の資本主義化を牽引した
岩崎弥太郎のプロフィール
名前:岩崎 弥太郎(いわさき やたろう)
生誕:天保5年12月11日(1835年1月9日)
死没:明治18年(1885)2月7日
享年:50歳
出身地:土佐国安芸郡井ノ口村一ノ宮
所属地位:土佐藩出身実業家
主な功績:三菱財閥の礎を築いた。
(日本で初めてボーナスを出した人物)
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渋沢栄一と岩崎弥太郎の相違点
大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)の第36回「栄一と千代」では、
一社で利益を追求する岩崎弥太郎(中村芝翫)率いる三菱に対抗し、
あくまで合本にこだわる栄一は海運業者の合本組織・東京風帆船会社を設立した・・・。
とある様に渋沢と岩崎の考え方は全く異なります。
それぞれのプロフィールにもある様に渋沢は日本全体を考え、
岩崎は先ずは三菱ファミリーを考えたと、極論することができるかもしれません。
(どちらも『日本のより良い未来』というゴールを目指したのでしょうけれど)
この様に異なった考え方の延長線上には後継者問題もあったのではと考えられます。
ドラマ第37回「栄一、あがく」の最期で栄一の長男(篤二)の素行が翳りを見せ、
一説では、岩崎は後継者を育てることに成功し、渋沢は失敗するような触れ方もありますが、
根本はそもそもの二人の考え方の違いに依るものではないでしょうか。
栄一はこれまでのドラマの中の言動からも想像できる様に、
弥太郎に在る「財閥」「後継者」というテーマから
遥か遠い処に居たのではないでしょうか?
ネットの反応
大河オタクの一言!皆さん近代大河「青天を衝け」を見てますか。「栄一と千代」は益々一人勝の様な振舞の三菱岩崎弥太郎に対して渋沢栄一は三井などと組み東京風帆船会社を設立するところから始まります。しかし、弥太郎の嫌がらせ等で設立した会社は船出すらきないで終わります。(後ろへ) pic.twitter.com/SGOJqjsNyS
— まちたつ (@QOa2FRaFWLkv9ct) November 22, 2021
渋沢栄一と岩崎弥太郎の対立――「料亭事件」の真相と、五代友厚の“仲介”。──歴史エッセイスト・堀江宏樹が国民的番組・NHK「大河ドラマ」(など)に登場した人や事件をテーマに、ドラマと史実の交差点を探るべく自由勝手に考察していく!前… https://t.co/JQuydoAaY1 pic.twitter.com/joofjQ1Fdf
— kawai akira (@kawai_paul) November 28, 2021
渋沢栄一は「資本主義社会の父」という認識だったのだけれど、今のところ「THE資本主義!!」は岩崎弥太郎が担っているように見える。渋沢栄一がこんなに貧困をはじめ生きることに苦しんでいる人たちに寄り添って生きていたとは。新しいことを知れるのは楽しい。#青天を衝け
— あお (@aoasure47420926) November 21, 2021
「三菱と三井の代理戦争」渋沢栄一と岩崎弥太郎が死の直前まで対立したワケ その原因は「経営理念の対立」だった #プレジデントオンライン https://t.co/6n8JjJ7BOt
— 鹿一番【し ん か】 (@shikaichiban) November 21, 2021
#青天を衝け びっくりしたのは渋沢栄一と岩崎弥太郎の孫同士が恋愛結婚したこと!結局は爺さん同士が似てるから惹かれあったのかな?歴史は面白い。因みに私は弥太郎さんも栄一さんも尊敬します!
— ちゃるめら (@hirahino) November 21, 2021
岩崎弥太郎の独占に共感する人もいるみたいだけど
岩崎の思考が間違っていて、渋沢が正しい理由
渋沢栄一は100年以上前に、企業が国家経済を大きくする為の庶民への金の分配装置である事を理解していたんでしょうね
貧しい人を減らそうとしている事からも分かりますね#青天を衝け pic.twitter.com/6y6nHsb2G2
— がすこんろ (@gasukonnro) November 21, 2021
渋沢栄一の論語の解釈を持って行き過ぎた資本主義を戒める考え方は現代でも通用します。
三菱財閥の岩崎弥太郎とは全く違うやり方で日本の商業近代化を実現したと言えるでしょう。#論語と算盤#渋沢栄一 pic.twitter.com/8KzM1qikcg— 🌈子どもと日本の未来を創る たかさん (@childrightchiba) November 21, 2021
【青天を衝け深掘り企画】みんな知らない渋沢栄一と岩崎弥太郎の本当の人間関係! https://t.co/aJYggW97R8
青天を衝けでは2人が宴席で口論したのが初対面の様でした。
また、周囲に推されて三菱と海運競争をする流れでしたが、実は、、、、
— 高橋暢雄 (@skabappy) November 24, 2021
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、『渋沢栄一と岩崎弥太郎の「青天を衝け」で描かれない二人の相違点は?』
と言うタイトルで、対立する二人の人生の”違い”についてお伝えしました。
渋沢と岩崎の対峙、二人の共通点相違点などについては大河ドラマに限らず、
書籍やネット等でも様々な角度から知ることが出来ます。
歴史上ではライバルだった二人も、孫同士が恋愛結婚をしたりして
両家が婚姻関係を結びあい、後の時代を仲良く過ごしたことなどは
二人の笑顔が見える様で、
そのような意味でも本当に”おかしれえ”ドラマですね~。
今回も最後までお読みいただき有難うございました。