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青井 真のニュース
出典:NHK
今夜の『サイエンスZERO』では、防災科学技術研究所(通称・防災科研)の上席研究員、
青井 真さんが登場します。
タイトルは「南海トラフ巨大地震に立ち向かえ!“海底観測網”最前線」。
彼が率いる巨大地変災害研究領域で、海底観測網の最前線に迫る取材内容となっています。
日本各地の海底に張り巡らされたセンサー群と、それによって得られるリアルタイムデータが、
いかに地震・津波への警戒に活かされているかが、鮮明に描かれそうです。
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青井 真のプロフィール
出典:防災ログ
名前:青井 真(あおい・しん)
所属・役職:
国立研究開発法人 防災科学技術研究所
巨大地変災害研究領域 上席研究員/研究領域長
地震津波火山観測研究センター長(兼任)
学歴・経歴概略:
京都大学 理学部 卒業
京都大学大学院 理学研究科 修了(博士(理学)取得)
専門分野:地震・津波観測、強震動地震学、数値シミュレーション、リアルタイム予測技術など
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青井 真の経歴
出典:UMKテレビ宮崎
阪神・淡路大震災との出会いから研究の道へ
化学者だった父の影響もあり、幼少期より科学に親しんでいた青井さん。京都大学理学部へ進み地球物理学を専攻、1991年に卒業後、1996年には同大学院理学研究科を博士(理学)として修了。そのまま同年に防災科学技術研究所へ入所しました。阪神・淡路大震災を大学院時代に経験したことが「観測」を基盤とする地震研究の原点となったと言います。
陸域・海域一体の観測網整備を牽引
1995年以降、日本の陸域に全国規模の地震観測網(Hi-net、K-NET、KiK-net、F-net)が次々に整備されたのと並行し、2011年の東日本大震災以降、海底における地震・津波観測の必要性が急浮上。青井さんは世界最大規模の海底観測網「S‑net」の構築を主導し、2016年から試験運用、2017年には本格運用を開始。太平洋沖合に150点の観測装置を配置し、地震波を陸上よりも最大30秒前に検知することに成功しました。
さらに、南海トラフ地震を見据えた観測網「N‑net」の構築にも尽力。沿岸と海域をネットワーク化したハイブリッド方式のシステムを導入し、地震・津波の検知を最大20分早めることを目指しています。
巨大地変災害研究領域を統括
2016年より地震津波火山観測研究センター長、2023年より巨大地変災害研究領域長を兼務。リアルタイムの防災情報を提供するため、観測データ解析や数値シミュレーション、波動伝播理論の高度化にも取り組んでいます。MOWLAS(陸海統合観測網)の統括もその一つで、防災科学のαとΩを担う存在です。
緊急地震速報や政策支援にも貢献
政府の地震調査委員会の委員を務めながら、気象庁の緊急地震速報の技術改善に深く関与。筑波大学・香川大学でも教鞭をとり、次世代研究者の育成にも力を注いでいます。
技術の社会実装と連携
GMS(地震動シミュレーション・システム)の公開や、JRや自治体へのリアルタイム予測利用の提案、さらにはAIを活用した強震動の不確かさ定量化まで、観測から実用、防災行動支援へと技術を結びつける広がりも青井さんの特色です。
青井 真のXの反応
👨🔬コラムを更新しました👩🔬#研究者コーナー
010. 陸から海へと広がる世界一の地震津波火山観測網
(防災科学技術研究所 巨大地変災害研究領域長 青井 真さん)https://t.co/HyTk12Cvms#地震津波火山観測網 #防災科学技術研究所 #つくばサイエンスニュース #TsukubaScienceNews— つくばサイエンスニュース 公式 (@Tsukuba_scinews) November 4, 2024
石川県志賀町の観測点で、東日本大震災の最大加速度(2933ガル)に近い2828ガルを記録。同県輪島市や珠洲市、穴水町など計7地点で1000ガル以上。
「これほど広範囲で1000ガル以上となる地震は非常に珍しい」防災科学技術研究所 青井真https://t.co/V5RVBcCgd8 pic.twitter.com/LydT67U3al
— cmk2wl (@cmk2wl) January 7, 2024
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Part9 自然科学
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◎青井真さん(防災科学技術研究所 地震津波火山ネットワークセンター長)#サタプロ pic.twitter.com/qVbdECaD6L— 【公式】サタデープログラム@次回48thは2/21開催予定!! (@satpro_official) January 12, 2022
モデレータを務めさせて頂いた #日本地震学会 一般公開セミナー講演者の青井真さん(防災科学技術研究所)インタビュー記事を「宮城の新聞」にWeb公開しました。震災を機に世界でも類を見ない観測網を整備し、1秒でも早く地震や津波を検知し情報を届けるための舞台裏のお話。https://t.co/49tzxWkXHB https://t.co/nwf2gqso8r pic.twitter.com/Rq6nKUT2xs
— 大草よしえ (@YoshieOhkusa) November 12, 2021
秒速3kmで10秒の破壊の伝播。標準的だ。
「水平方向の長さが32キロ、深さ方向の幅が24キロの長方形の断層面が、10秒余りかかって滑ったとみられる。防災科研の青井真地震津波火山ネットワークセンター長は「M7程度の地震としては標準的だった」と話している。」https://t.co/JlQQrkPl4k— 林 衛 (@SciCom_hayashi) February 19, 2021
青井 真のまとめ
青井 真さんは、阪神・淡路大震災という衝撃体験を契機に、
防災研究の道へと進んだ“命の観測者”です。
その成果として、世界最大規模の海底観測網「S-net」をはじめとした観測体制の整備は、
日本の命を守るインフラになっています。
今夜の『サイエンスZERO』を通じて、青井さんが開発を牽引した観測技術の全貌を知ることは、
災害への理解を深め、未来の防災に心を向けるきっかけになるでしょう。どうぞお見逃しなく。