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さかなクンのニュース
出典:NHK
2025年10月4日放送のNHK総合「所さん!事件ですよ」に、
魚類学者でタレントのさかなクンが出演しました。
今回のテーマは「高級マグロが捨てられている!?マグロ最新事情」。
番組では、漁獲や流通の現場で起きている“食品ロス”の実態が紹介され、
さかなクンは専門家として魚の生態や資源管理の観点から解説を担当しました。
持ち前のわかりやすいトークと豊富な知識で、深刻な問題を身近な視点に引き寄せ、
多くの視聴者の関心を集めました。
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さかなクンのプロフィール
出典:さかなクン
名前:さかなクン(本名:宮澤正之〈みやざわ まさゆき〉)
生年月日:1975年8月6日(50歳)
出身地:東京都
最終学歴:日本動植物専門学院アニマルケアー科
職業:魚類学者、タレント、イラストレーター、東京海洋大学名誉博士・客員教授
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さかなクンの経歴
出典:広島ニュース 食べタインジャー
幼少期と魚への情熱
幼い頃から魚に強い関心を持ち、身近な川や市場で魚を観察し、スケッチを繰り返す日々を過ごしました。魚の特徴を絵で表現することに夢中になり、図鑑を片手に何時間も魚を描き続けたといわれています。中学時代にはカブトガニの人工ふ化を成功させ、地元の新聞に取り上げられるなど早くからその才能を示していました。
高校時代と「TVチャンピオン」出場
高校時代には知識と情熱を活かしてテレビ東京系「TVチャンピオン」の「全国魚通選手権」に出場。初出場で準優勝、その後5連覇を達成して殿堂入りしました。この快挙により「魚に最も詳しい青年」として知られるようになり、タレント活動のきっかけを掴みました。
イラストと解説者としての台頭
魚の絵を描く能力にも長けており、雑誌や新聞にイラストやコラムを掲載。小学生新聞の連載「おしえて!さかなクン」などを通じて子どもたちに魚の魅力を伝える活動を展開しました。解説者としても活動を広げ、魚に関するトークやイラストを交えた授業形式の解説スタイルは高く評価され、教育現場からも注目を浴びました。
学術的な業績と「クニマス再発見」
2010年には、かつて絶滅したとされていた淡水魚「クニマス」が山梨県西湖で生き延びていたことを確認。このニュースは全国で報じられ、さかなクンの名は学術的にも広く知られるようになりました。この功績により、東京海洋大学から名誉博士号が授与され、同大学の客員教授に就任しました。
メディアでの活躍
NHK Eテレ「ギョギョッとサカナ★スター」や「世界一受けたい授業」など、数々の番組に出演。専門的な魚の知識をユーモアあふれる解説とともに伝えるスタイルは老若男女に人気で、「ギョギョ!」の決めゼリフとともに国民的な人気者となりました。映画『ファインディング・ニモ』日本版では声優として出演したこともあります。
講演活動と環境保護
各地で講演を行い、魚の魅力や海洋環境の大切さを伝える活動にも力を入れています。小中学校での授業、地域イベントでの講演、自治体や水族館との連携などを通じて、次世代に海や魚を守る大切さを伝え続けています。さらに環境省や内閣府などからも表彰を受け、海洋立国推進に貢献した人物として顕彰されています。
現在の活動
現在も東京海洋大学の客員教授として学生に指導を行いながら、全国のイベントやメディア出演を通じて魚の知識を普及。SNSやYouTubeを通じた発信にも取り組み、時代に合わせて魚の魅力を発信し続けています。
さかなクンのXの反応
「さかなクンの解説、いつも分かりやすい!」
「マグロ廃棄の問題を身近に考えられた」
「専門家なのに親しみやすいのが魅力」
「環境や資源の話をもっと聞きたい」
さかなクンのまとめ
さかなクンは、幼少期から魚を愛し続け、
学術的な成果とタレント的な人気を兼ね備えた稀有な存在です。
今回の「所さん!事件ですよ」出演では、マグロ廃棄という社会的課題に専門知識を交えて語り、
視聴者に考えるきっかけを提供しました。
今後も、魚と人との関わりをわかりやすく伝え続ける存在として注目されるでしょう。
出典
・NHK総合「所さん!事件ですよ」番組情報
・さかなクン公式プロフィール
・東京海洋大学公式情報
・朝日小学生新聞「おしえて!さかなクン」連載
・報道記事「クニマス再発見」関連ニュース