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井口保之のニュース
出典:NHK
井口保之さんが、今夜放送の『きょうの健康』(NHK Eテレ)に出演します。
テーマは「時間との勝負!脳卒中最新情報 ― 脳梗塞 治療チャンスが拡大」。
脳梗塞の初期対応、最新の血栓除去治療、画像診断の進歩、再発予防のポイントなどについて、
脳神経内科の専門医としてわかりやすい解説が期待されます。
井口保之のプロフィール

出典:ラジオNIKKEI
名前:井口保之(いぐち やすゆき)
生年月日:非公表
出身地:非公表
最終学歴:東京慈恵会医科大学
職業:医師(脳神経内科)/東京慈恵会医科大学 教授
井口保之の経歴
出典:日本脳神経超音波と栓子検出学会
医師としての出発点と初期研修
井口保之さんは東京慈恵会医科大学医学部を卒業後、医師としてのキャリアをスタートしました。卒業後は救急医療の現場で研修を積み、救命救急に携わるなかで神経疾患や脳血管障害の症例に関わり、脳神経内科への専門進路を固めました。若手時代から「脳卒中は時間との勝負である」という強い信念を持ち、急性期医療への関心を深めていったと言われています。
脳神経内科での専門研修と大学病院での活躍
大学附属病院の脳神経内科に入局後は、脳卒中、神経変性疾患、神経免疫疾患など幅広い神経内科疾患の診療に携わりました。特に脳梗塞領域では、発症直後から治療までのプロセスをいかに短縮し、後遺症を最小限に抑えるかをテーマに、臨床の第一線で多くの症例に向き合ってきました。
また、大学病院では外来・入院の診療に加え、後進育成にも積極的に参加。医学生・研修医の指導、教育プログラムの整備、医局運営など、教育面での貢献も大きく、臨床と教育の双方で信頼を得てきました。
渡米と最新治療技術の習得
医師としてさらなる専門性を深めるため、アメリカの大学病院で神経内科領域の臨床・研究に従事。ここで超急性期脳梗塞に対する線溶療法や、神経超音波・画像診断技術など、日本では普及途上であった最新の医療技術を学び、帰国後の臨床に活かしました。
この海外研修により、血管内治療や画像診断の進歩を早期に取り入れた脳卒中診療の実践者として、日本での存在感を高めていくことになります。
脳卒中医療の発展に寄与した研究活動
帰国後は東京慈恵会医科大学脳神経内科で、脳卒中診療・研究の中心的存在として活躍。研究テーマは多岐にわたり、
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脳梗塞の発症メカニズム
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血管狭窄・動脈硬化の評価
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MRI・超音波による脳血管病変の早期発見
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若年性脳梗塞の病態研究
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血栓除去療法の適応拡大に関する臨床研究
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脳卒中再発予防プログラムの構築
など、臨床と研究を結びつける実践的な内容が多いのが特徴です。
井口さんは脳卒中に関する多くの学会に所属し、専門医・指導医として後進育成にも貢献。大学教授として、臨床・研究・教育の三領域で大きな役割を果たしています。
病院運営・チーム医療でも指導的立場
医局のトップとしてだけでなく、大学附属病院では診療部長や病院責任者なども歴任。脳卒中センターの運営、救急医療との連携、外来体制の構築、チーム医療の推進、診療の安全管理など、病院全体の医療体制改善にも深く関わってきました。
指導的立場として、多職種連携による脳卒中治療の標準化や、迅速な診療フローの構築に寄与しており、医療の現場と制度づくりの両面で力を発揮しています。
一般向けの医療啓発・メディア出演
専門医としての活動だけでなく、一般向けの啓発にも注力。講演会、健康セミナー、テレビ・ラジオなどのメディア出演を通じて、脳卒中の早期発見や再発予防の大切さを広く伝えています。
脳梗塞は「初期対応の1分1秒がその後の生活を決める」と言われ、井口さんは患者や家族に必要な情報をわかりやすく伝える姿勢から、多くの視聴者・患者に信頼されてきました。
井口保之のXの反応
井口保之のまとめ
井口保之さんは脳神経内科のエキスパートとして、
臨床・研究・教育・病院運営のすべての領域で中心的な役割を担ってきた医師です。
脳卒中、とくに脳梗塞の治療と予防に関して高い専門性を持ち、今回の『きょうの健康』出演は、
視聴者が命を守る知識を得るために非常に価値のある機会となるでしょう。
出典
・東京慈恵会医科大学 医師紹介
・医療機関プロフィール
・番組出演情報


