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山下明男のニュース
出典:TVer
本日の「ガイアの夜明け」では米投資会社フォートレス・インベストメント・グループが
話題となりますが、同社は近年、国内のホテル運営企業や商業施設、リゾート施設など
不動産ポートフォリオ拡大を図っており、代表的な案件には「そごう・西武」
「アコーディア・ゴルフ」などの買収が含まれています。
最近では「スパリゾートハワイアンズ」の再生・改装計画にも関与しており、
老朽化施設の再活用を通じた地域振興のモデルとなる動きが注目されています。
今回は同社の日本代表山下明男さんについてお伝えしたいと思います。
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山下明男のプロフィール
出典:毎日新聞
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名前:山下 明男(やました あきお)
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生年月日:1961年10月23日
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出身地:京都府京都市
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最終学歴:一橋大学 経済学部 卒業 → ハーバード大学 ケネディスクール 修士課程修了(公共経営修士)
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職業:実業家・投資家・フォートレス・インベストメント・グループ・ジャパン 日本代表
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山下明男の経歴
出典:日経ビジネス
初期のキャリアと公的金融機関での経験
1984年に一橋大学経済学部を卒業後、日本開発銀行(後の日本政策投資銀行)の入行。都市開発部や財務部などを経て、公共セクターの金融・資金調達・プロジェクトファイナンスの実務を経験しました。
海外での研修と学び
日本開発銀行時代にハーバード大学ケネディスクールの修士課程(公共経営)を修了。公共政策や公共プロジェクトに関する国際的視点を持つことがその後の戦略的投資の判断や事業再生の文脈で活きています。
民間金融・証券の分野へ移行
2006年にモルガン・スタンレー証券(現モルガン・スタンレーMUFG証券)へ移籍し、証券化商品や不動産ファイナンスなどの分野を担当。金融商品・投資商品の設計・マーケット理解・アセットマネジメントの経験を積みました。
フォートレスへの参画と日本代表としての役割
2008年6月にフォートレス・インベストメント・グループ・ジャパン合同会社に入社し、マネージング・ディレクターとして経営の中核を担うポジションへ。2013年には在日代表に就任し、以後、日本国内での案件を指導・推進してきました。不動産領域を中心に買収・再生案件を数多く手がけ、ホテル、商業施設、リゾート、不動産ポートフォリオの最適化といった投資戦略を展開。
買収案件と企業役員としての兼任職務
代表的な買収先・関与先として、アコーディア・ゴルフ、そごう・西武、レオパレス21などがあります。これらで取締役として関与し、事業運営や戦略決定にも携わっています。また、フェニックスリゾートの会長職、常磐興産の取締役など多くの企業の役員を兼務し、投資先と経営に関わる役割を持っています。
投資スタンスと地域再生・施設再活用への取り組み
老朽化した施設、未利用資産を対象とした投資および再生が山下氏の特徴の一つです。具体例として、スパリゾートハワイアンズの買収後の改装方針など、歴史ある観光施設を活かしつつ収益構造を再設計するプロジェクトを指導しています。これにより、地域経済と観光振興の観点から注目を集めています。
山下明男のXの反応
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「そごう・西武を手がけるフォートレスの日本代表、どこまでやるんだ…」
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「ハワイアンズ再生とか懐かしの施設に光を当てる動き、応援したくなる」
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「金融と不動産のクロスオーバーの成果が山下さんのキャリアに詰まってる」
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「公共性を感じさせる投資、儲けばかりじゃない戦い方が見える」
山下明男のまとめ
山下明男さんは、公的金融機関からスタートし、証券・不動産ファイナンスを経て、
フォートレス・インベストメント・グループ・ジャパンの日本代表として
国内外の大型買収・施設再生を牽引してきた人物です。
企業役員として経営にも深く関与し、再生可能な資産を活用しながら
地域振興や観光資源の再編に取り組んでいます。
投資家・実業家としての立場を活かし、社会的価値と収益性の両立を目指すアプローチが、
今の不動産・観光業界で注目を集めています。
出典一覧
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Wikipedia「山下明男」
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毎日新聞 インタビュー記事「フォートレス・インベストメント・グループ・ジャパン 山下明男代表」
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レオパレス21 役員情報ページ
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IR Bank 「山下明男 略歴」