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敷山靖洋のニュース
本日放送の『新プロジェクトX』では、美ら海水族館をはじめ世界各地の大型水族館に
巨大アクリル水槽を提供してきたNIPPURA(旧・日プラ)の技術が特集されます。
その中心人物として、代表取締役社長の敷山靖洋さんが紹介され、
透明度を保ちながら巨大水圧に耐えるアクリル水槽の製造技術や、
世界中のプロジェクトを支えてきた取り組みが語られる予定です。
敷山靖洋のプロフィール
名前:敷山靖洋(しきやま やすひろ)
生年月日(年齢):1961年生まれ(64歳)
出身地:香川県高松市
最終学歴:非公表
職業:NIPPURA株式会社 代表取締役社長
敷山靖洋の経歴
出典:TBS NEWS DIG
アクリル水槽製造の世界に入るまで
敷山靖洋さんは香川県高松市に生まれ育ち、幼い頃からアクリル加工の現場を身近に感じながら成長しました。日プラの前身企業が1969年に「回遊式アクリル水槽」の相談を受けたことが転機となり、アクリルを用いた大型水槽の研究開発が本格的に始まります。敷山さん自身も若い頃から現場で経験を積み、特に接着や研磨など高度な技術が求められる工程で腕を磨いていきました。
世界最大級のアクリルパネル製造
アクリル水槽を製造するうえで最も難しいのは、巨大なパネルを高い透明度のまま一体化させることです。厚さ数十センチを超えるアクリル板を歪みなく接着し、強度を保ちながら巨大水圧に耐えられる構造をつくるには、精密な温度管理や研磨技術が必要です。美ら海水族館の「黒潮の海」で使用された巨大パネルはギネス記録にも認定され、同社の技術力を象徴するものとなりました。
世界63か国以上でのプロジェクト
敷山さんは1994年のアメリカ・モントレーベイ水族館を皮切りに、海外案件を次々と成功させていきました。現在では63か国以上、400件を超える水族館プロジェクトでNIPPURAのアクリルパネルが採用されています。国ごとに異なる施工環境や気候条件に合わせて設計や施工方法を調整し、現地スタッフとも密に協力しながらプロジェクトを進めてきたことが同社の信頼を支えています。
現場主義の経営者として
1988年に日プラへ入社した敷山さんは、製造から接着、研磨、施工まで全ての工程で経験を積み、現場を熟知した技術者として成長しました。2021年に代表取締役社長に就任してからも、現場で培った視点を大切に経営を続けています。巨大水槽の安全性確保、透明度維持のための工程管理、新技術導入など、技術者としての感覚を活かした判断が会社の強みを支えてきました。
新プロジェクトXで語られるポイント
今夜の放送では、巨大アクリル水槽の製造工程や透明度維持のための細かな技術、そして海外を含む多数のプロジェクトに携わる中で積み重ねられた経験が紹介される見込みです。普段は決して見られない“巨大な透明の壁”の裏側にある努力と挑戦が明かされることでしょう。
敷山靖洋のXの反応
敷山靖洋のまとめ
敷山靖洋さんは、巨大アクリル水槽製造の分野で世界を代表する技術者であり経営者です。
美ら海水族館をはじめ、世界中の水族館で採用される高い技術力は、
長年の経験と現場主義の姿勢によって支えられています。
『新プロジェクトX』では、その挑戦と技術の歴史がわかりやすく紹介されると期待されます。
出典
・公開プロフィール
・企業インタビュー(2024年)
