Table of Contents
鈴木俊貴のニュース
2025年10月27日(月)放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、
動物言語学者の鈴木俊貴(すずき・としたか)さんが出演します。
番組では、鳥たちの“言葉”を研究する第一人者として、野鳥シジュウカラの鳴き声解析や
「動物と人の間にある言語の壁」をテーマにトークが展開されます。
鈴木俊貴のプロフィール
出典:徹子の部屋|テレビ朝日
名前:鈴木俊貴(すずき・としたか)
生年月日(年齢):1983年生まれ(41歳・2025年時点)
出身地:東京都
最終学歴:立教大学大学院理学研究科博士後期課程修了(博士〈理学〉)
職業:東京大学先端科学技術研究センター 准教授/動物言語学者
鈴木俊貴の経歴
自然との出会いと研究の原点
東京都で生まれ育ち、幼少期から生き物観察を好んでいました。高校時代には野鳥の鳴き声に興味を持ち、これがのちの研究テーマの原点となりました。
学歴と初期研究
東邦大学理学部生物学科を卒業後、同大学大学院理学研究科生命理学専攻修士課程を修了。さらに立教大学大学院理学研究科博士後期課程に進学し、2012年に博士(理学)を取得しました。
研究職の歩み
日本学術振興会特別研究員を経て、2016年に京都大学生態学研究センター研究員に就任。
2018年には東京大学大学院総合文化研究科助教、2019年に京都大学白眉センター特定助教を務め、2023年より東京大学先端科学技術研究センター准教授として活躍しています。
動物言語学という新分野
鈴木さんの専門は「動物言語学」。これは、動物たちがどのように情報を伝え合っているかを“言語”の構造から解き明かそうとする新しい学問分野です。
特に野鳥のシジュウカラを対象に、鳴き声の組み合わせが文のような構造を持つ可能性を示した研究は、世界的にも注目を集めました。
シジュウカラは天敵によって鳴き声を使い分けるだけでなく、複数の音を組み合わせて「意味のある文」を作っているとされ、鈴木さんはこれを「文法的構造の起源」と位置づけています。
受賞歴と社会的評価
-
文部科学大臣表彰 若手科学者賞(2021年)
-
日本動物行動学会賞(2021年)
-
日本鳥学会 黒田賞(2018年)
これらの受賞は、動物のコミュニケーション研究における国際的評価を裏付けるものです。
メディアと著作
一般向け著書『僕には鳥の言葉がわかる』(ちくまプリマー新書)では、研究の面白さと動物の知性への敬意を語り、科学を身近に感じさせる一冊として評価されています。
また、『情熱大陸』『サイエンスZERO』などにも出演し、フィールドで鳥たちの“声”を採取・解析する姿が紹介されました。
今回の『徹子の部屋』出演
今回の番組では、シジュウカラがどのように仲間と会話をしているのか、またその仕組みが人間の言葉とどこまで共通しているのかが紹介される予定です。
「動物もまた“語る存在”である」――その信念を語る鈴木さんの姿が見どころとなるでしょう。
鈴木俊貴のXの反応
「鳥が文法を使うなんて驚き!」
「徹子の部屋で研究者を見るのは新鮮」
「動物言語学、もっと知りたくなる」
「自然界にも“言葉”があると思うとワクワクする」
鈴木俊貴のまとめ
鈴木俊貴さんは、人間と動物の境界を超えた“言葉の研究者”です。
シジュウカラの鳴き声解析を通じて、言語の起源と進化に迫る彼の姿勢は、
科学だけでなく哲学的な示唆も与えます。
『徹子の部屋』を通じて、視聴者が「生き物たちとの会話」に思いを馳せる
きっかけとなることでしょう。
出典
・テレビ朝日『徹子の部屋』2025年10月27日放送予定
・東京大学先端科学技術研究センター 教員紹介
・立教大学大学院 理学研究科修了記録
・『僕には鳥の言葉がわかる』(ちくまプリマー新書)
・文部科学省 若手科学者賞 授賞記録
