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黒田征太郎(画家・イラストレーター)のプロフィールと経歴のまとめ

 

 

黒田征太郎のニュース

 

出典:テレ朝POST – テレビ朝日

 

2025年10月1日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』に、

画家・イラストレーターの黒田征太郎さんが出演しました。

番組では、戦後体験を原点にした創作の歩みや、

広告・映画・壁画・ライブへと越境してきた半生を紹介。

スタジオでは黒柳徹子さんとの“共作”に挑み、

通算1000回超のライブで培った即興性と自由な線を披露し、

SNSでも「86歳とは思えない迫力」と話題になりました。

 

 

 

 

黒田征太郎のプロフィール

 

出典:YouTube

 

 

 

 

 

黒田征太郎の経歴

 

出典:RKB毎日放送

 

少年期—戦後体験が“線”の原点に

終戦直後の記憶が創作の核となり、「いのち」「平和」を貫くテーマが形成されました。疎開先の滋賀で育ち、高校に進学するも中退。観察と素描を重ね、身体全体で描く感覚を磨きました。

海と街での修業—“線”を鍛える時期

若くして船員など多様な職を経験。働きながら描き続け、「生きる場所=描く場所」という実地の視点を獲得。都市のざわめきや海の匂いが、のびやかな線に呼吸を与えました。

デザイン修業とK2設立(1960年代)

1961年、早川良雄のデザイン事務所で本格修業。1969年、長友啓典さんと〈K2〉を設立し、広告・装丁・ポスター・イラストレーションを横断。媒体や様式に縛られない筆致で存在感を確立しました。

映像・大型案件・壁画への越境(1970年代〜)

映画や博覧会のアートワーク、公共空間の巨大壁画に取り組み、街そのものをキャンバスにする実践を各地で展開。人々の生活圏に“絵の呼吸”を持ち込みました。

国際活動とニューヨーク期(1990年代)

1992年からニューヨークにも制作基盤を広げ、世界のアーティストと交流。絵画・ドローイング・版画・ポスターへ表現領域を拡張し、言葉や国境を超えるビジュアル・コミュニケーションを追求しました。

平和のライフワーク—『戦争童話集』と「PIKADON」

野坂昭如『戦争童話集』の絵本・映像化に深く関与。2000年代以降は「PIKADON」など、戦争と核の記憶を次世代へ手渡す活動を継続。ライブペインティングを通じて観客と“いま・ここ”を共有し、メッセージを更新しています。

北九州・門司港を拠点に(2009年→現在)

北九州市・門司港に拠点を置き、学校や地域と連携した制作や壁画を継続。本日の番組でも、共作という現在形の実践を示し、年齢ではなく“線の自由度”で現在地を語り続けています。

 

 

 

 

黒田征太郎のXの反応

 

 

黒田征太郎のまとめ

 

戦後体験を出発点に、デザインから映画、壁画、ライブへと越境してきた黒田征太郎さん。

86歳のいまも“いま・ここ”で生まれる線を信じ、人や街と共に絵を立ち上げる姿は唯一無二です。

『徹子の部屋』での共作は、その歩みを象徴する一場面となりました。

 

 

出典

 

 

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