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下村通誉(京都大学教授)のプロフィールと経歴のまとめ

 

 

下村通誉のニュース

 

出典:NHK ONE

 

今夜放送の「サイエンスZERO」(NHK Eテレ)に、

京都大学フィールド科学教育研究センター教授の下村通誉さんが出演予定です。

番組テーマは「絶海に浮かぶ奇跡の島 南大東島」で、

巨大水中鍾乳洞や島独自の環境が育んだ未知の生物について、専門家の立場から解説します。

 

 

 

 

下村通誉のプロフィール

 


出典:新しい里山・里海共創プロジェクト – 京都大学

 

名前:下村通誉(しもむら みちたか)

生年月日(年齢):1972年生まれ(年齢非公表)

出身地:高知県

最終学歴:北海道大学大学院 理学研究科 生物科学専攻 博士後期課程修了

職業:京都大学教授(フィールド科学教育研究センター/瀬戸臨海実験所長/白浜水族館館長)

 

 

 

 

下村通誉の経歴

 

出典:京大フィールド研 – 京都大学

 

生い立ち・学歴

高知県に生まれ、幼少期から自然や生き物に親しんできた。身近な海や川の生物に興味を持ったことがきっかけとなり、「まだ誰にも知られていない生き物」を探る道へ進む。
その後、北海道大学大学院理学研究科に進学し、生物科学専攻で甲殻類を中心とした無脊椎動物の研究に取り組み、博士(理学)を取得した。

研究者としての歩み

大学院修了後、北九州市立自然史・歴史博物館の学芸員として勤務。標本収集や分類研究、展示企画などに携わり、多様な無脊椎動物の記録と研究を進めた。
この時期から、深海・洞窟・地下水域など、人目につきにくい環境にすむ甲殻類に強い関心を持ち、現在の専門分野につながる視点を育んでいった。

京都大学での活動

のちに京都大学フィールド科学教育研究センターに着任し、2018年に准教授、2024年には教授に昇任。併せて瀬戸臨海実験所長と白浜水族館館長を務め、研究・教育・施設運営の中心的役割を担っている。
フィールドでの調査から実験室での解析まで一貫して関わり、学生の指導や一般向けのアウトリーチにも力を注いでいる。

主な研究テーマ・業績

下村通誉さんの主な研究対象は、以下のような環境に暮らす甲殻類である。

形態観察に加え、遺伝子解析なども用いながら多数の新種を記載し、生物多様性の理解と保全に貢献している。「誰も気づいていない生物の存在を明らかにする」ことをテーマに、日本近海から世界各地の特殊環境まで幅広く調査を行ってきた。

サイエンスZERO出演の位置づけ

今回のサイエンスZEROでは、南大東島の巨大水中鍾乳洞や、その特殊な環境に適応してきた生物たちが紹介される。
洞窟水環境や目に見えにくいニッチな生態系に詳しい研究者として、下村通誉さんは未知の生物の特徴や進化的背景、島が持つ環境の特異性をわかりやすく解説すると期待されている。

 

 

 

 

下村通誉のXの反応

 

「下村先生が出るって聞いてサイエンスZERO録画した」

「洞窟生物×分類学の回は絶対おもしろい」

「分類学の第一線の人がテレビで語ってくれるの貴重」

「南大東島の鍾乳洞の映像だけでも見る価値ありそう」

 

 

下村通誉のまとめ

 

下村通誉さんは、深海や洞窟、地下水系といった特殊な環境に生息する

甲殻類の分類・進化研究で知られる第一線の研究者である。

地道なフィールド調査と新種の記載を通じて、

「まだ名前も付いていない生き物たち」に光を当ててきた。

今回のサイエンスZERO出演では、南大東島という舞台を通じて、

隠れた環境に広がる生物世界の奥深さを、一般の視聴者にも伝えてくれることが期待される。

 

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出典

 

・京都大学教員紹介

・京都大学フィールド科学教育研究センター

・Researchmap

・J-GLOBAL

・NHK 番組表

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